SCM (サプライチェーン・マネジメント)とは？

　SCM (サプライチェーン・マネジメント)とは、資材供給から始まって、製造、物流、顧客への商品販売に至るまでの一連のフローを、企業内はもちろん、企業間のコラボレーションまですべてのビジネスプロセスを統合し全過程を管理することすることにより、産業プロセスを最適化し、貢献利益の最大化、在庫削減、トータル経費の最小化を実現する経営管理の方法です。
　 つまり、SCMとは、物流工程、製造工程、などそれぞれ単独の工程内での作業管理や最適化、例えばTQCといったものとは全く性質も違う、全社的な総合マネージメントといえます。
　京南倉庫は、現在の日々刻々と変化していくビジネス環境の中で貴社に応じたSCMの推進支援（コンサルティング）により、貴社全体の再編・効率化を考えるパートナーとしてお役に立ちたいと考えております。
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京南倉庫のSCM提案事例

　京南倉庫が推進するSCMシステムの代表的な事例として、超大手繊維メーカーの総代理店Dグループの全社的な物流効率化があります。
　Dグループの既存のシステムでは、在庫の重複、入力業務の重複、物流の重複、また帳票・在庫スペースなどの無駄が重なり流通コストが大きくなる構造でした。
　そこで、京南倉庫はDグループのメーカーから商社、卸、物流業者、また全国2000に及ぶ小売店、全てが一緒になり効率改善を図るよう提案し、Dグループは素材生産から小売まで、一貫したSCMシステムの構築に成功しました。
　その結果Dグループは、競争著しい繊維業界で、実用衣料からホビー、ファッション主体の製造・販売への事業転換を果たすことができました。